食後の眠気 不眠症の逆に嗜眠症があります。昼間眠気に襲われる病気です。 特に昼食後が多く、 昼からの授業、会議などに支障がでます。 気持ちよさそうに寝ている様子ははたから見れば「気楽に」映りますが 当人にとっては「怠け者」 のレッテルを押される「昼寝」は苦痛以外のなにものでもありません。
現代医学では食後に血流が胃に集中してしまい脳にまで巡らなく なってしまったのが原因ですが対策はありません。
漢方(中医学)では内臓を動かす「気」の少ない人は食後に消化で胃を動かすため「気」を使われてしまい脳に 「気」が行き渡らないために頭がボーッ として眠気がくると考えています。
食後に眠気が来る人は日頃から疲れやすい傾向がありますが、これは 「気」少ないことを表していますね。
対策としては「気」を増やしていく消化器系の漢方薬を使います。「気」 を製造するのは消化器ですからね。重症になると眠気とともに身体が 冷えてきますが、これは「気」のなかの「温める」働きまでも低下してしま ったためです。
[漢方相談に戻る]